環境を変えるために転職をするべき?

なんだかうまくいかないと感じるとき、環境を変えてみるとうまくいくことってありますよね。

身近なたとえでは、カーテンや照明の色・明るさを変えたら気持ちが休まるようになったとか、布団や枕を変えたら良く寝付けるようになったとか、僕の彼女なんかで言えば、新しいキッチン用品を買い換えるとそれからしばらく料理へのモチベーションが上がるんだそうで。

家の中のことだと自分の予算や裁量で環境を変えることができますが、職場となるとなかなかそうはいかないのが現実です。

職場での環境を変えるとなると、異動や転勤なんかが思い浮かびます。

大きな企業や支店・支社があるような会社ならいいですが、中小企業や個人事務所のようなところだとそう簡単に異動・転勤はできません。

大企業であったとしても希望を出せばいつでも異動・転勤できるわけじゃないですし、職場の環境を変えるとなると、やっぱり難しい問題に思えます。

そこで、もっとも簡単に職場の環境を変える方法を考えてみました。
それはずばり「転職する」ことです。

転職すればほとんどの場合で勤務する場所も変わるわけですから、通勤時間が変わり、通勤に使う交通機関が変わり、一緒に仕事をする人が変わり、たくさんの刺激に満ちあふれていて、仕事にもよりいっそう力が入りそうで良いことずくめのような気がします。

でも、たとえ短期間で転職が成功したとしても、その職場が今までの仕事環境より良いものになるとは限りません。

一見いい人達に見えてもすごく意地悪な社員ばかりだったら?人間関係と会社環境がすばらしくても、毎日通勤・退勤に往復3時間以上かかるとしたら?とっても働きやすくて楽しい仕事でも今までより給料が半分以下になるとしたら?

心配事をあげたらキリがありませんが、転職した先が今までよりも絶対にいい環境であるという保証はどこにもないんですよね。

「環境を変えたい」だけが転職の理由だと、あとで失敗したと感じてしまうことも案外多いような気もします。

よく考えてみれば、環境を変えられるのって転職して働く場所を変えるだけじゃないんですよね。

自分の家のファブリックや家具やキッチン用品を変えることで環境を変えて、気分を変えるときは自分から好きなものを選んで好きなように変えるのに、働くことの環境を変えるときは自分でどうにかしようとせず、他の職場頼みにするっていうのもなんか変な話です。

自分で起こした会社や個人事務所でもない限り、職場のインテリアという意味での環境を変えることは難しいですが、仕事をして報酬をもらうことが生きることに繋がっているというなら、生きていること=生活に変化を出せば、環境が変わっているように感じることができるのではないでしょうか。

通勤や退勤に使う交通機関がいつも同じ時間であれば、乗る時間を1本ずらしてそれまでの時間をいつもと違うように過ごしてみるとか、鞄や靴を新調するとか、デスク周りを整頓してみる、交流を広げてみる、ちょっと思いついただけでもいろいろやれることがありそうです。

環境を変えることに受け身にならず、自分から環境を変えようとすることも大切なんではないでしょうか。

転職は新しい職場を探して就職を決めることにも時間と労力を必要としますが、現在の会社を辞めることにも多大な労力を消費するものだと思っていますから、環境を変えたいなら転職は最後の手段としてキープしておいて、まずはできそうな範囲から環境を変えられそうなことをやってみる方が、時間も労力もかからなさそうです。

それに安易に転職をして成功したとしても、転職理由が「環境を変えたい」だけでは、転職先でもすぐにまた転職してしまうんじゃないかって思われてしまいそうですしね。

転職という切り札は、切るべきタイミングを見誤らないようにしないと、後々苦労したり後悔したりするということは、しっかり覚悟しておかなければならないのではないでしょうか。


Copyright © 自己成長と自己啓発のことを考えてみた. All rights reserved.